マイ・ブルーベリー・ナイツ MY BLUEBERRY NIGHTS

映画『マイ・ブルーベリー・ナイツ』を鑑賞。

待ちに待ったウォン・カーウァイ監督の新作だ。
今回は舞台はアメリカ。全編英語の作品である。
2007年度カンヌ映画祭オープニング作品。


…どんな作品なんだろう、と期待して出かけた。


「マイブルーベリーナイツ」のTVのCMを見ていると
あまーい恋愛映画なのかも!?と思ったりもしたのだが
いえいえ、ロードムービーっぽい感じで、淡々と。
…というのが、率直な感想かな。

香港が舞台だと、画面全体から
あのムンムンとした湿気とかテンポの速い雰囲気とか
そういうのが溢れていたのだが、
なんだか、ゆったりしてる。

しかも、今までのウォン・カーウァイ作品は大体見ている私だが
一番わかりやすい映画だった。
いつもの彼の映画だと見れば見るほど新たな発見があって
ぐいぐい引き込まれるのだが、そういうのは期待できない、というか…


でも、決してつまらないわけではない。
(もともとロードムービー系が好きなので…というのもあるかも)



エリザベス(ノラ・ジョーンズ)が失恋を癒す旅に出て
仕事をしながら、ふとジェレミー(ジュード・ロウ)に手紙を書きたくなる気持ち
…うんうん、わかるわかる!なんて感情移入しちゃったり

その葉書が届いてうれしくなっちゃって
一生懸命彼女を探しちゃうジェレミーがかわゆいと思えちゃったり

スー・リン(レイチェル・ワイズ)の髪型にしてみたいと思ったり
レスリー(ナタリー・ポートマン)の洋服やしぐさがとっても可愛かったり
彼女たちの本音と行動・言動の違いに妙に共感しちゃったり…
(私もあんなところあるもんなー、とか)

アーニー(デイヴィッド・ストラザーン)の辛い心に思いを馳せたり…


途中、アメリカの雄大な風景も楽しめちゃったりなんかして
あっという間の95分だったし。



気になっていたのは、映像。
今回は今まで担当してきたクリストファー・ドイルではなく、
撮影は『セブン』のダリウス・コンジ。

NYのジェレミーの店のそばで電車が走るシーンは
光が印象的で、いつものカーウァイ風味だった。
映す角度とか、相変わらず独特でカーウァイの世界なんだなーって感じ。



音楽(マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック)は、
これまたカーウァイの世界、まんまでした。
特にエンドロール。
彼はこういうのが好きなんだろうな。


画像

  ポスターやチラシでおなじみの
  この写真が
  すべてを物語っている
  と言っても
  過言ではないような…





最後に…
しょっぱなのブルーベリーパイの映像を見たら
『ツインピークス』のチェリーパイを思い出したのは
私だけではあるまい(笑)


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マイ・ブルーベリー・ナイツ オリジナル・サウンドトラック