花のように …美術・音楽・映画鑑賞日記…

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zoom RSS 塩田千春 精神の呼吸

<<   作成日時 : 2008/08/10 10:22   >>

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モディリアーニ展に引き続き、
大阪・中之島の国立国際美術館で
塩田千春 精神の呼吸』展を鑑賞。
塩田氏はベルリンを拠点に活躍する美術作家である。
画像


入り口と地下の展示場をつなぐエスカレーターで移動中に
いきなり目に飛び込む
大陸を越えて』という名がつけられた作品には驚かされた。
写真左のポスターにもなっている作品である。

靴には1つ1つに元の持ち主が書いた
その靴についてのコメントが荷札のように靴にくくりつけられている。
「とても気に入っていた靴です。」とか
「小さくなってはけなくなりました」とか…
数行に渡って書かれているものが多かった。

この靴たちは誰かが身につけていたもので
いろんな所へ行って
いろんな思いもあって
全国から縁あってこの美術館へやってきて、
1足1足が赤いひもにつながれて
ひもの先は一つに束ねられている。

持ち主とは別の場所で
持ち主の生きてきた時間や思いなどが
持ち主の意思ではなく
赤い糸でつながれている。
なんだか不思議さを感じるとともに
心に重苦しさを感じた。


ベッドのインスタレーション『眠っている間に』にも驚いた。
病院で使っているような白いパイプベッドに
白いシーツ、白い布団、白い枕。
その周りを黒いひもで
立体的なくもの巣のようなまゆのような物を形成させ
たくさんのベッドの周りを取り囲んでいる。

それは、何を表しているのだろう?
夢?心の中?それとも…
黒いということもきっと何か意味があるのだろう。
黒という色は、なにか不穏な空気を感じさせる。

実は、こんな展示とは知らずに
オープニング時にベッドで寝るボランティア募集のチラシをみて
興味津々だった。
……正直、応募していたら
私はちゃんと役目を果たしていたかどうか自信がない。


他にも泥のついた巨大なドレスが自分を見下ろしているように感じる
皮膚からの記憶』など。


とにかく精神的にずしんと来る作品の数々。
そして、私には永遠に絶対に考え付くことの出来ない作品の数々。


9月15日まで開催中。

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