花のように …美術・音楽・映画鑑賞日記…

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zoom RSS 「液晶絵画 Still/Motion」展 と 「COLLECTION 1」

<<   作成日時 : 2008/05/14 09:45   >>

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大阪・中之島の国立国際美術館で開催中の
「液晶絵画 Still/Motion」展へ出かけた。
画像
ビデオアートを中心に、国内外14人の作品が展示されている。

入っていきなりのビル・ヴィオラの作品で足が止まる。
『プールの反映』は透明なスクリーン?に映されていたのでビックリ。
地上での人物の動きと水面の動きが一致していない部分があり、
何度見ても不思議な気分にさせられる。

ブライアン・イーノの
『ミステイクン・メモリーズ・オヴ ミディーヴァル・マンハッタン』
イーノが住んでいたいくつかのアパートの窓からの風景が映し出される。
ボーっと眺めていて心地のよい風景。
隣に並んでいた『サーズデイ・アフタヌーン』のものかもしれないが
音楽も映像に合っていて淡々と心地よい。

サム・テイラー=ウッドの『スティル・ライフ』『リトル・デス』には常に人だかりが。
『スティル・ライフ』(still life)とは、英語で「静物画」の意。
その通り、両方とも静物画の趣がある。
前者はかごに盛られた果物とペン1本、後者はうさぎのなきがらと果物1つ。
どちらも時間が経って朽ち果てていくところが描かれている。

森村泰昌の部屋にも、多くの人が訪れていた。
『フェルメール研究(振り向く絵画)』では
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」をモチーフに
モデルの女性になりきって動いている。
手前になりきり写真が飾ってあり、それと全く同じ角度になってからの
森村氏のお茶目な動きに、ちょっとニヤリとさせられたりして。
『フェルメール研究(動く絵画)』もずっとその空間にとどまっていたくなる。
ミュージアムショップにも森村氏の著作がたくさん置かれていて
とてもうれしかったのであった。

ジュリアン・オピーの作風も軽快な感じで好み。
『車を走らせるにつれ……(中略)……ほっとした。』
部屋に飾りたいポップな感じの風景画風味。

千住博の『水の森』も大広間でもあるようなお屋敷に住んでいたら
ぜひとも1枚買っておきたい屏風、の趣。
広い、広い、畳の間で、この屏風を見て癒されたい…

気になったのはチウ・アンションの『新山海経・二』である。
音楽がとても好みだった。
結構長い作品だったので細切れにしか観ることができず残念。
水墨画のようなタッチもよさそうだった。

ミロスワフ・バウカの『BlueGasEyes』
ガスが出る音、カチカチという所までリアルな感じで
炎の映像を観ていると
何だか自分が炎になって酸素を欲しているような気持ちに。


B2では「COLLECTION 1」が開催されていた。
数ヶ月前に行った「30年分のコレクション」の時に
山田正亮の『WORK C.96』が気になっていたのだが、
今回も山田正亮の『静物 No.35』が気になった。
私、この人好きなのかも…


この日は、次の予定があったので、後ろ髪を引かれつつ美術館を後にした。
魅力的な作品が多かったので、会期中にもう一度行きたい展覧会だ。

「液晶絵画 Still/Motion」展と「COLLECTION 1」は、6月15日までの開催。
「液晶絵画 Still/Motion」展は東京都写真美術館にて
2008年8月23日(土)から10月13日(月・祝)開催。


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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
こんばんは。森村泰昌の『フェルメール研究(振り向く絵画)』、前から見たいと思っていました。
ブライアン・イーノって、ロキシーミュージックのあのブライアン・イーノですか?
この展覧会、ぜひ行ってみたいです。
kazenotikara
2008/05/14 20:16
これはかなり面白そうですね。
液晶絵画という名前も好きな感じです。
行ってみたいけれど場所があまりに離れていますからね。残念です。
しかしこういう面白そうなもの、よく発見しますね。一種の才能かも。
上原ひろみん
URL
2008/05/14 21:19
kazenotikara様

こんにちは。
kazenotikaraさんも森村氏の作品に興味がおありなんですね。
私、森村さんの作品はとっても好きで、
彼の作品があると見に行きたい衝動に駆られます。
ブライアン・イーノはきっとあのイーノ氏だと思いますよ。音楽がまた心地よくて…kazenotikaraさんの好みに合うといいですね。
終了まであと1ヶ月なので、お早めにどうぞ!
ハリー☆
2008/05/15 09:39
上原ひろみん様

こんにちは。
正直に告白すると、ここしばらくの展覧会の中でこの展覧会が一番楽しみだったし、一番楽しかったです。
上原さんにはぜひチウ・アンションの作品の感想を聞いてみたいものです。
30分弱の作品なのですが、次行く機会があればじっくりこの作品を鑑賞したいと思っています。

この展覧会は、東京へ巡回します。
東京都写真美術館 2008年8月23日(土)−10月13日(月)

もしもCD探しの旅に東京へいらっしゃるならば、
この時期を狙うのも手かも!

美術展は、新聞の美術館スケジュールなどを見て出かけることが多いです。
美術館に行くとチラシが置かれているので、そういうのを見て行きたい所に行くって感じですよ。
ハリー☆
2008/05/15 09:53
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