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zoom RSS 『ルーヴル美術館展 ―フランス宮廷の美― 』

<<   作成日時 : 2008/05/10 00:43   >>

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神戸市立博物館で開催中の
『ルーヴル美術館展 ―フランス宮廷の美― 』に出かけた。
画像

ここでは、
『ルーヴル美術館展 ―フランス宮廷の美― 』こどもの日スペシャル 解説会
クイズラリーで紹介された展示品を中心(*印)に、
私の印象に残った展示品と合わせて紹介したい。
("ルーブル美術館展…解説会"の記事にも、この展覧会に関する話を書いていますので、よろしければご参照ください)

ルーヴル美術館展では第T部と第U部に分かれていて
作品リストによると138点の展示がされている。
多くの人でにぎわうことを想定して
キャプションが頭上の高さに設置されていたので見やすかった。

(作品の前の番号は、作品リストの番号です)

第T部 最愛王・ルイ15世の時代

第1章 装飾への情熱

 18 「枝付き燭台の」あるいは「蝋受けのある」ポプリ入れ 一対
    セーブル焼の左右にろうそく立てのあるポプリ入れ。
    ブルーと白と金で構成された真ん中に
    片面は中国の情景が描かれ、
    もう片面には様式化された東洋の花束が描かれている。
    なんとも不思議な味わいだが、じっくりと見たくなる美しい一品。

 24 ポタオイユと飾り盆
 25 テリーヌ入れと飾り盆

    「ポタオイユ」というものがところどころで出てくるのだが
    「ポタオイユ」とは
    スペイン風の肉の煮込み料理の類を入れる円形の容器のこと。
    テリーヌ入れと組み合わされて、重要な食卓の装飾だったのだそうだ。

*32 ダイヤモンドを象嵌した飾り武器模様の嗅ぎ煙草入れ
    よく見ると、4色の金(白、黄、緑、薔薇色)が使われている。
    …キラキラしていてとってもきれいでした。

*39 アモールの武器を取り上げるヴィーナス
    アモールとはキューピッドのことで、
    母親であるヴィーナスがアモールの武器である愛の矢を取り上げたために
    アモールが駄々をこねているところ。
    …面白いですね。

第2章 宮廷生活

*44 ポンパドゥール侯爵夫人の肖像
    人物以外の部分に着目。
    楽譜や地球儀、巻物、本などがある。
    音楽的な才能のある人で教養もある人だということが想像できる。

第3章 新しい趣味

 67 脚付きの家具 一対
    象嵌細工が美しい。豪華なブロンズの装飾がある。
    黒檀の重厚な家具。


第U部 ルイ16世の時代

第1章 新古典主義

 78 ベルヴュー宮の王女たちの脚付き壷
    中国の淡い水色に白の模様の磁器にブロンズで装飾が施されている。
    磁器だけで十分美しいと私は思ったが、それは価値観の違いだろう。
    当時の最新の趣味だったそうだ。

 85〜92 「ドン・キホーテの物語」の連作タピスリーより
    これが本物のゴブラン織りなのだと、マジマジと見つめてしまった。
    美しい。

 96 ポタオイユと飾り盆
    このポタオイユの取っ手は松かさになっていて、かわいい。

第2章 最後の王妃

*97 狩猟服を着た王妃マリー=アントワネット
    展示の充実をはかるため、
    この作品だけヴェルサイユ宮殿美術館より特別出品されているのだそう。

*105 モードの風刺画:風変わりな趣味、別名、愚かな貴婦人
    18世紀のヨーロッパでフランスのモードがいかに影響を与えたか、
    ということをあらわしているのだそう。
    極端なファッションが流行るが、
    その一方ではそれを笑いの対象として風刺する動きもあったのだそうだ。
    …確かにすごい頭です。

119 香水の泉
120 鸚鵡の置物 一対

    清王朝時代の空色の磁器に金鍍金されたブロンズがまぶしい。
    マリー=アントワネットが陳列して鑑賞したものだそうだ。

*123 蒔絵水差し 一対
    日本から輸出された漆器に
    口や台座部分に金鍍金のブロンズ装飾が付け加えられている。
    蒔絵だけでも十分美しい。
    江戸時代に日本の漆器がヨーロッパで愛好されていたとは…

*137 マリー=アントワネットの旅行用携行品入れ
    50以上の器物を収納し、その器物にはMとAを組み合わせたマークで
    王妃の個人使用の特注品であることをあらわしているのだそうだ。
    そのマークが結構しゃれていて、素敵。


『ルーヴル美術館展 ―フランス宮廷の美― 』は7月6日まで。


今回のお土産は…
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缶入りの『オパールショコラ』というチョコレート菓子。
側面の薔薇に心惹かれました。
お菓子はチョコレートがメインなんですが、サクッとした食感がいいです。
美味しかったです。

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もうひとつ、これは子供が欲しがったメモ帳。
右のボールペンを抜くと自動で蓋が開く仕組み。
子供も薔薇の模様に心を奪われた模様。

*おまけ*
私は『ルーヴル美術館展 ―フランス宮廷の美― 』に祝日に行ったのですが、
まず、当日券を買う人で博物館の外に行列が。
中に入ると、展示室に入るための人で行列が…
そして、展示室も人でいっぱいでした。

チケットは出来るだけ事前に用意なさった方が
当日券購入のために並ばなくてよいかもしれません。

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Cartouche
2008/05/30 00:44
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